≫さまざまなラディウスが描ける操作性の高さと、重量わずか1.49kgの徹底した軽量性が持ち味のバカン112。
ロッカーキャンバーで、セミキャップサンドイッチ構造。コア材は軽量なポローニャウッド(桐)。カーボン/グラスシートにより、ねじれ剛性は2倍。エッジグリップに優れます。全体的なフレックスやや強めに、足元を固く、前後を多少柔らかく設定。パウダーでの軽快な操作性とリフト感が楽しめます。
バカンであれば、雪深く、届かなかったエリアにも、アプローチしやすくなるはずです。
■サイズ 176cm 184cm
■シェイプ 141/112/128.5(176) 144/114/132(184)
■ラディウス 19.5m(176cm) 21m(184)
■重量 1.49(176cm) 1.65(184cm)
店頭での取り付け対応ビンディングメーカーは、Dynafit/G3/Markerになります。
≫バカンの魅力の1つに、ロングアプローチを快適にする機動力があります。BAKAN112を背負い、ラッセルする先輩。
≪ブランドストーリー≫
2002年、ZAGSKISはフランスのフリースキーのブランドとして創業しました。
当時の主力となったGold、Big、Freeride75と言ったモデルは、いずれも特徴的なワイドノーズ・アーリーライズの形状を採用。現在のロッカースキーの先駆けとなったモデルでした。
2006年よりCEOとなったFrank BERNES-HEUGAは、自らもフリーライドワールドツアーにも参戦していた一流のライダーであり、彼の情熱の元に集まった若いスタッフが現在までZAGの発展を支えています。
2011年、ZAGは本社・開発拠点をシャモニーに移します。また、コスト削減のために中国生産していたすべての板を、ポーランド産へと変更。より質の高いスキーを、フィールドの近くで作るために体制を刷新し、現在ではヨーロッパにおいて非常に人気の高いフリースキー・ツアースキーブランドとして成長しました。
シャモニーに拠点を移したことで、ZAGは軽量なツアースキーの開発に注力します。ZAGが目指すのは、単に軽量なスキーではなく、“フリースキーテイストのツアースキー”です。このコンセプトを基に生まれたUBACシリーズが現在のZAGの主力となっています。
軽量でありながら、しっかりとしたキャンバーとフレックスを備え、どのようなコンディションにも対応する。驚くほど正統派でありつつも、誰にとっても乗りやすいスキー。これからもそうしたスキーの開発を追求していきます。