トレイルランナーや山岳アスリートに捧げる、Altraの伝説的モデル「King MT 2」が復活。耐久性・グリップ力・快適性を極限まで追求し、どんな過酷な地形も攻略する設計です。
つま先と靴底(中足部)には、ドレンホールを設け、排水性を高めています。
シュータンは、表地と裏地の2レイヤー構造で、内側にはメッシュ生地を採用し、シューレースを締め込んでも、甲部のアタリがソフトであるよう工夫しています。さらにエアホールを設け、通気性を高める工夫をしています。
甲部は、ベルクロストラップでさらに一体感が増し、シューズのレスポンス性能を向上させています。
踵内側の生地は、順目と逆目を使い分け、踵が抜けにくくなるよう工夫しています。
Altra EGOミッドソールは、衝撃吸収を行いながらも、エネルギーリターンは増大させるので、足元に軽さを感じることができます。ストーンガードプレートを内蔵し、岩場などでの突き上げにも足裏を保護します。アウトソールのラグは深く、グリップ力に定評のあるVibram MegaGrip Litebaseを採用。
■サイズ 26cm/26.5cm/27cm/27.5cm/28cm
■重量 292 g(US10.5)
■インソール 6 mm Contour Footbed
■ミッドソール Altra EGO
■アウトソール Vibram MegaGripT Litebase with 6 mm lugs
■クッション Low
■スタックハイト 19 mm
■シェイプ スタンダードシェイプ
【ゼロドロップシューズ】
単純にシューズのヒール部分とつま先部分の地面からの距離が同じであるという事です。ほとんどの靴はこの「地面からの距離」がヒール2:つま先1の比率を採用しています。一般的にヒール部分とつま先部分の比率が1:1のシューズがゼロドロップシューズと呼ばれています。ビデオ解析等でも ALTRAのゼロドロップシューズは「ヒールストライク」を減少し、着地面積を広げるため、自然で正しい姿勢とアラインメントを保ち、関節、腱にかける衝撃を劇的に減らす効果がある事が証明されています。
これからの靴の役割は「衝撃吸収」や「固定」等ではなく、自然な走りを実現させるためのツールになります。
ゼロドロップの利点として、正しい姿勢の獲得があげられます。
ハイヒール(踵がつま先より上がっている状態)の場合、前方に傾くような形になり、それを戻す為に膝関節と股関節が屈曲します。その影響で骨盤は前に傾くようになり、腰椎はカーブを強めなければならないため、不自然な姿勢になってします。これは代償と言われる基本的な人間の構造的な順応です。
自然なアラインメントを失った状態では、運動で生じる様々なストレスを吸収する事が出来なくなるため、筋、腱、関節にかける負担は増大してしまいます。
近年よく聞かれる「ベアフット(裸足)・ランニング」の最大の特徴は、この不自然な姿勢の状態をただし、人間のもっともバランスの取れた自然な状態を作り出すという、とてもシンプルな事です。アルトラは「ゼロドロップ」システムを採用し、「ベアフット・ランニング」の感覚を実現したのです。